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卵パックの意外な利用法20選!暮らしを豊かにするアイデア集

生活
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普段何気なく捨ててしまう卵パックですが、その独特な形と丈夫さを活かせば、暮らしを豊かにする万能アイテムに生まれ変わります。

この記事では、小物収納やガーデニングの育苗ポット、子供と楽しめる工作、キッチンでの裏技まで、今日からすぐに試せる具体的な再利用アイデアを20選ご紹介。

捨てるしかなかった卵パックが、あなたの毎日を便利で楽しくするヒントがきっと見つかります。

  1. 1. はじめに 卵パックの新たな利用法で暮らしを豊かに
    1. 1.1 卵パックの種類と特徴を知ろう
  2. 2. 卵パックの収納アイデア 小物整理に大活躍
    1. 2.1 アクセサリーや文房具をすっきり収納
    2. 2.2 工具や部品の仕分けに卵パックを活用
    3. 2.3 薬やサプリメントの管理に便利な卵パックの利用法
      1. 2.3.1 注意点:衛生管理を徹底しましょう
    4. 2.4 冷蔵庫内の整理に卵パックを活用するアイデア
    5. 2.5 お弁当の仕切りやおかずカップに卵パックを再利用
      1. 2.5.1 衛生面に関する重要な注意
    6. 2.6 乾物やスパイスの小分け収納にも
  3. 3. 卵パックで始めるガーデニングアイデア エコに植物を育てる
    1. 3.1 育苗ポットとして卵パックを使う
      1. 3.1.1 準備するもの
      2. 3.1.2 育苗ポットの作り方と育て方
    2. 3.2 種まきトレーとして卵パックを利用する
      1. 3.2.1 活用ポイント
    3. 3.3 水やり補助に卵パックの底を活用
      1. 3.3.1 使い方と効果
  4. 4. 卵パックの工作DIYアイデア 創造力を刺激する
    1. 4.1 子供と作る卵パックのおもちゃ
      1. 4.1.1 ワニやイモムシなどの生き物
      2. 4.1.2 車や電車などの乗り物
      3. 4.1.3 おままごとセット
    2. 4.2 卵パックで作る季節のオーナメント
    3. 4.3 ミニチュアハウスの材料に卵パックを活用
      1. 4.3.1 屋根瓦や石畳
      2. 4.3.2 レンガの壁や家具
    4. 4.4 卵パックで作るスタンプのアイデア
      1. 4.4.1 作り方とデザイン例
      2. 4.4.2 活用方法
  5. 5. キッチンで役立つ卵パックの意外な利用法
    1. 5.1 使用済み油の処理に卵パックを活用
    2. 5.2 お弁当のおかずカップとして卵パックを再利用
    3. 5.3 製氷皿代わりに卵パックを使うアイデア
  6. 6. 暮らしを便利にする卵パックのその他のアイデア
    1. 6.1 絵の具パレットとして卵パックを利用する
    2. 6.2 割れ物の緩衝材に卵パックを活用
    3. 6.3 石鹸置きや水切りトレーに卵パックを再利用
    4. 6.4 靴下や下着の仕切りに卵パックの利用法
      1. 6.4.1 引き出しの整理整頓に
      2. 6.4.2 旅行時のパッキングにも
  7. 7. まとめ

1. はじめに 卵パックの新たな利用法で暮らしを豊かに

毎週のように食卓に並ぶ卵。そのたびに手元に残る卵パックを、皆さんはどうしていますか?

「ただのゴミとして捨てている」という方がほとんどかもしれません。

しかし、その卵パック、実は捨ててしまうのは非常にもったいない、暮らしを豊かにする可能性を秘めた万能アイテムなのです。

一見すると何の変哲もない卵パックですが、その独特の形状と素材には、私たちの生活の様々なシーンで役立つヒントが隠されています。

ごちゃごちゃしがちな小物の整理整頓から、環境に優しいエコなガーデニング、さらには子供の創造力を育む工作まで、驚くほど多彩な活用法があるのです。

この記事では、そんな卵パックの潜在能力を最大限に引き出すための、選りすぐりのアイデアを20選ご紹介します。

今日からすぐに試せる簡単なものばかりなので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読み終える頃には、卵パックが「捨てるもの」から「取っておくべき便利なもの」へと変わるはずです。

1.1 卵パックの種類と特徴を知ろう

利用法を考える前に、まずは卵パックの種類とそれぞれの特徴を理解しておきましょう。

素材によって得意なこと、不得意なことがあります。

ご家庭にある卵パックがどちらのタイプか確認してみてください。

種類 主な素材 特徴 向いている利用法
紙製(パルプモールド) 新聞紙や段ボールなどの古紙 吸水性・通気性・クッション性に優れる。油もよく吸う。自然に還るため環境に優しい。 育苗ポット、種まき、油の処理、緩衝材、工作など
プラスチック製 PET(ポリエチレンテレフタレート) 透明で中身が見やすい。丈夫で洗いやすい。水に強く、繰り返し使える。 小物収納、冷蔵庫内の整理、絵の具パレット、製氷皿など

このように、素材の特性を活かすことで、卵パックの利用法は無限に広がります。

身近なものを再利用することは、節約になるだけでなく、ゴミを減らし環境負荷を低減するサステナブルな取り組み(SDGs)にも繋がります。

さあ、あなたも卵パックの新たな価値を見つけて、日々の暮らしをより便利で楽しいものにしてみませんか?

2. 卵パックの収納アイデア 小物整理に大活躍

捨ててしまうのはもったいない卵パック。

実は、その特徴的な凹凸が小物収納に驚くほど役立ちます。

ごちゃごちゃしがちな引き出しの中やデスク周りを、お金をかけずにすっきり整理整頓できるアイデアをご紹介します。

紙製、プラスチック製それぞれの特性を活かして、暮らしのあらゆるシーンで活用してみましょう。

2.1 アクセサリーや文房具をすっきり収納

細かくて失くしやすいアクセサリーや、散らかりがちな文房具の整理に、卵パックはまさに救世主。

一つひとつのくぼみが独立した収納スペースとなり、絡まったり混ざったりするのを防いでくれます

引き出しの中にそのまま入れるだけで、即席の便利な仕切りトレイが完成します。

特に、ピアスやイヤリングは左右ペアで収納できるため、朝の忙しい時間でも探す手間が省けて非常に便利です。

デスクの上では、クリップや画鋲、消しゴムなどを種類ごとに分けておけば、作業効率もアップします。

収納アイテムのカテゴリ 具体的な収納例
アクセサリー ピアス、イヤリング、指輪、ネックレスのペンダントトップ、ブローチ、カフスボタン
文房具 クリップ、画鋲、安全ピン、小さな消しゴム、付箋、印鑑、USBメモリ
手芸用品 ボタン、ビーズ、スパンコール、小さな糸巻き、ミシンのボビン

2.2 工具や部品の仕分けに卵パックを活用

DIYや家具の組み立てで余ったネジ、釘、ナットなどの小さな部品。

「また今度使うかも」と取っておいたものの、いざという時に見つからない…そんな経験はありませんか?

卵パックを使えば、種類やサイズごとに細かく分類して保管できるため、「あの部品どこだっけ?」というストレスから解放されます。

作業中は、分解した部品を順番に置いておく一時的なトレーとしても大活躍。

蓋付きのパックなら、ホコリを防ぎながら保管できるのも嬉しいポイントです。

ガレージや工具箱の中を整理するのに、ぜひ活用してみてください。

2.3 薬やサプリメントの管理に便利な卵パックの利用法

毎日飲む薬やサプリメントの管理にも、卵パックが役立ちます。

10個や12個のくぼみを利用して、曜日ごとや「朝・昼・晩」といったタイミングごとに仕分ければ、飲み忘れを防ぐためのピルケース代わりになります

マジックで曜日を書き込んでおくと、さらに管理しやすくなります。

2.3.1 注意点:衛生管理を徹底しましょう

薬やサプリメントを入れる際は、衛生面が最も重要です。

必ず未使用に近いプラスチック製の卵パックを選び、食器用洗剤で丁寧に洗浄・乾燥させてから使用してください

紙製のパックは水分を吸ってしまい、洗浄が難しく雑菌が繁殖する可能性があるため、この用途には絶対に使用しないでください。

2.4 冷蔵庫内の整理に卵パックを活用するアイデア

冷蔵庫の中、特にドアポケットは、チューブ類の調味料が倒れたり、小さな食材が迷子になったりしがちです。

ここに卵パックを設置するだけで、驚くほどすっきりと整理できます。

からしやわさび、生姜などのチューブ類を立てて収納できるため、倒れることなく、残量も一目でわかります。

また、使いかけのミニトマトやレモン、ニンニクといった転がりやすい小さな食材を定位置に置くのにも最適。

必要な大きさにカットして、ドアポケットや棚の空きスペースに置いてみましょう。

2.5 お弁当の仕切りやおかずカップに卵パックを再利用

お弁当箱の中で、おかず同士が混ざってしまうのを防ぎたい時にも卵パックが役立ちます。

シリコンカップやアルミカップを卵パックのくぼみに入れ、その上におかずを盛り付ければ、カップが動かず安定します。

お弁当箱の中でカップがずれてしまうのを防ぐ、便利な土台として活用できるのです。

2.5.1 衛生面に関する重要な注意

食品に直接触れる可能性があるため、この利用法でも衛生管理は不可欠です。

食品衛生上、洗浄していない卵パックを直接食品に触れさせたり、おかずカップとして直接使用したりするのは絶対に避けてください

あくまで、清潔な市販のおかずカップを固定するための「仕切り」や「土台」としての利用に留めましょう。

使用する際は、洗浄・消毒したプラスチック製のパックを選んでください。

2.6 乾物やスパイスの小分け収納にも

少量ずつ使うスパイスや乾物の収納にも、卵パックはぴったりです。

鷹の爪やローリエ、クローブ、八角など、袋のままだと使いにくいスパイス類をくぼみに一つずつ入れておけば、調理中にサッと取り出せて便利です。

ただし、スパイスや乾物は湿気が大敵です。

湿気を吸いやすい紙製ではなく、蓋がしっかりと閉まるプラスチック製のパックを選びましょう

パックに中身の名前と賞味期限を書いておくと、管理がさらに楽になります。

引き出しの中がすっきり片付き、スパイスの香り移りを防ぐ効果も期待できます。

3. 卵パックで始めるガーデニングアイデア エコに植物を育てる

捨ててしまいがちな卵パックは、実はガーデニングの頼れる味方です。

特に紙製の卵パックは、環境に優しく、初心者でも手軽に家庭菜園を始められる優れたアイテム。

この章では、卵パックを使ったエコでサステナブルなガーデニングのアイデアを、具体的な手順やポイントと共にご紹介します。

3.1 育苗ポットとして卵パックを使う

卵パックのくぼみは、小さな種から苗を育てる「育苗ポット」として最適です。

適度な大きさと深さが、発芽に必要な環境を整えてくれます。

紙製の卵パックなら、苗が育った後にそのまま土に植えることができるため、植え替えの際にデリケートな根を傷つける心配がありません。

土の中で自然に分解されるので、ゴミを減らすことにも繋がります。

3.1.1 準備するもの

卵パックでの育苗を始めるために、以下のものを準備しましょう。

アイテム ポイント
卵パック 紙製(パルプモウルド)のものがおすすめです。プラスチック製の場合は、植え替え時に苗を取り出す必要があります。
培養土 種まき用や野菜用の、水はけの良い清潔な土を選びましょう。
育てたい植物の種 ハーブ、ベビーリーフ、ミニトマト、枝豆など、初心者向けのものが始めやすいです。
霧吹き 種が流れてしまわないよう、優しく水やりをするために使います。
キリや爪楊枝 パックの底に水はけ用の穴を開ける際に使用します。

3.1.2 育苗ポットの作り方と育て方

  1. 水はけ用の穴を開ける
    卵パックの各くぼみの底に、キリや爪楊枝を使って2〜3箇所、小さな穴を開けます。これにより、余分な水分が排出され、根腐れを防ぎます。
  2. 土を入れる
    穴を開けた卵パックに、培養土を8分目までふんわりと入れます。土を強く押し固めないように注意してください。
  3. 種をまく
    土に指で浅いくぼみをつけ、1つのくぼみに2〜3粒の種をまきます。種が隠れる程度に軽く土をかぶせます。
  4. 水やりをする
    霧吹きを使って、土の表面が全体的に湿るまで優しく水を与えます。
  5. 日当たりの良い場所で管理
    発芽するまでは、日当たりの良い暖かい場所に置き、土が乾かないように霧吹きで水やりを続けます。
  6. 間引きと植え替え
    発芽して本葉が2〜4枚になったら、元気の良い苗を1本だけ残して間引きます。苗が大きくなったら、紙製のパックは1区画ずつ切り離し、そのままプランターや畑に植え付けます。プラスチック製の場合は、苗を優しく取り出して植え替えてください。

3.2 種まきトレーとして卵パックを利用する

複数の種類の植物を同時に育てたい場合、卵パックは非常に便利な「種まきトレー」になります。

区画が分かれているため、種類ごとに種を管理しやすく、見た目もすっきりします。

特にフタ付きの卵パックは、簡易的な温室として活用できるのが大きなメリットです。

フタを閉めることで内部の湿度と温度を保ち、発芽を促進させる効果が期待できます。

3.2.1 活用ポイント

  • 水受け皿として活用
    卵パックのフタを切り離さず、本体の下に敷くことで水受け皿として使えます。水やりの際に周囲が汚れるのを防ぎ、持ち運びも楽になります。
  • ラベリングで管理
    爪楊枝や竹串にマスキングテープを貼り付け、植物の名前を書いたラベルを作りましょう。各くぼみに挿しておけば、何を育てているか一目でわかります。
  • 簡易温室の効果
    フタ付きのパックは、日中はフタを開けて換気し、夜間や寒い日にはフタを閉めて保温・保湿します。ただし、カビを防ぐために、フタに数カ所、空気穴を開けておくと安心です。

3.3 水やり補助に卵パックの底を活用

あまり知られていない利用法ですが、紙製の卵パックはプランターや鉢植えの「水やり補助材」としても役立ちます。

鉢の底に敷くことで、土の環境を改善する効果があります。

これは、鉢底石の代わりとして使えるエコなアイデアです。

紙製の卵パックは保水性と通気性を両立させ、土の流出を防ぎながら、最終的には土に還るという利点があります。

3.3.1 使い方と効果

  1. 紙製の卵パックを細かく手でちぎります。
  2. プランターや植木鉢の底に、ちぎった卵パックを2〜3cmほどの厚さに敷き詰めます。
  3. その上から培養土を入れて、通常通り植物を植え付けます。

この一手間により、土の乾燥が緩やかになり、水やりの頻度を少し減らすことができます。また、土が固くなるのを防ぎ、根が呼吸しやすい環境を保つ助けにもなります。

4. 卵パックの工作DIYアイデア 創造力を刺激する

普段なら捨ててしまう卵パックですが、そのユニークな形は創造力をかき立てる最高の素材に変わります。

凹凸のある形状は加工しやすく、子供から大人まで楽しめる工作やDIYにぴったり。

ここでは、身近な材料で簡単に始められる、卵パックを使った工作のアイデアをたっぷりご紹介します。

リサイクル工作を通じて、親子のコミュニケーションを深めたり、自分だけのアート作品を生み出したりする楽しさを体験してみましょう。

4.1 子供と作る卵パックのおもちゃ

卵パックは、子供たちの自由な発想でさまざまなおもちゃに変身します。

軽くて安全なので、小さなお子様との工作にも最適です。

ハサミやカッターを使う工程は、必ず大人が付き添って安全に作業してくださいね。

4.1.1 ワニやイモムシなどの生き物

卵パックの連結したカップ部分を活かせば、ユニークな生き物が簡単に作れます。

緑色に塗ってギザギザの歯をつければワニに、カラフルに塗ってモールで触覚をつければ可愛いイモムシになります。

目玉シールを貼るだけで、いきいきとした表情が生まれます。

4.1.2 車や電車などの乗り物

卵パックの凸部分をタイヤに見立てたり、パック全体を車体として使ったりすることで、オリジナルの乗り物を作ることができます。

ペットボトルのキャップをタイヤとして側面に貼り付けるのも良いアイデアです。

色を塗ったり、窓を描き加えたりして、世界に一台だけの車や電車を走らせてみましょう。

4.1.3 おままごとセット

カップ部分を一つひとつ切り離し、色を塗れば、おままごとで使える食材に早変わり。

赤く塗ればトマトやリンゴ、茶色く塗って飾り付けをすればチョコレートやカップケーキになります。

フェルトや折り紙を組み合わせることで、さらに本格的なおままごとセットが完成し、子供の想像力を育みます。

4.2 卵パックで作る季節のオーナメント

卵パックを使えば、季節のイベントを彩る素敵なオーナメントを手作りできます。

家族みんなで飾り付けを作れば、イベントがもっと待ち遠しくなるはずです。

ここでは、季節ごとのおすすめオーナメントアイデアを表にまとめました。

季節 イベント オーナメントのアイデア 作り方のポイント
イースター イースターエッグホルダー、ひよこ カップ部分に色を塗り、イースターエッグを飾ります。黄色く塗ってくちばしを付ければ、可愛いひよこが作れます。
夏休み 風鈴、海の生き物(カニ、魚) カップに絵を描き、鈴と短冊を吊るせば涼しげな風鈴に。赤く塗ってハサミで足を付ければカニが完成します。
ハロウィン ジャック・オー・ランタン、おばけ カップをオレンジ色に塗って顔を描けばカボチャのおばけに。白い布をかぶせて吊るせば、簡単なおばけ飾りが作れます。
クリスマス ベル、ミニツリー、雪だるま 金色や銀色に塗ってリボンを付ければベルに。緑色に塗ったカップを重ねて星を飾ればツリーが完成します。

4.3 ミニチュアハウスの材料に卵パックを活用

卵パックの独特な形状は、ドールハウスやジオラマ作りの材料としても非常に優秀です。

建築資材から家具まで、アイデア次第でさまざまなパーツに生まれ変わります。

4.3.1 屋根瓦や石畳

卵パックの凸部分を一つずつ切り離し、厚紙に規則正しく貼り付けていくと、本物のような質感の屋根瓦やヨーロッパの石畳を表現できます。

色を塗ることで、さらにリアリティが増し、作品のクオリティを格段に向上させます。

4.3.2 レンガの壁や家具

パックの平らな部分を長方形に切り出して壁に貼ればレンガ調の壁紙に。

また、カップ部分を2つ組み合わせればミニチュアのソファや椅子、テーブルなど、おしゃれな家具を作ることも可能です。

布や綿を詰めると、より本格的な仕上がりになります。

4.4 卵パックで作るスタンプのアイデア

卵パックの底にある凸凹は、手作りスタンプの素材として最適です。

同じ模様を繰り返し押せるので、オリジナルのデザイン作りが楽しめます。

4.4.1 作り方とデザイン例

作り方はとても簡単。卵パックの凸部分や凹部分をハサミで切り取り、持ち手としてペットボトルのキャップや小さく切った段ボールを裏に貼り付けるだけです。

凸部分は花模様や水玉模様に、凹部分を4つ組み合わせればクローバーの形になります。

絵の具やスタンプインクを付けて、画用紙や布に押してみましょう。

4.4.2 活用方法

この手作りスタンプを使えば、オリジナルのラッピングペーパーやメッセージカード、布製のエコバッグなどを簡単にデザインできます。

子供と一緒に模様を考えながらスタンプを押す作業は、創造性を育む楽しい時間になること間違いなしです。

5. キッチンで役立つ卵パックの意外な利用法

毎日のお料理で活躍するキッチン。

実は、捨ててしまいがちな卵パックが、ここでも大活躍するのをご存知でしたか?

油の処理から冷凍保存まで、キッチン仕事のちょっとした「困った」を解決してくれる、驚きのアイデアをご紹介します。

ただし、卵の殻にはサルモネラ菌が付着している可能性があるため、食品に利用する際は衛生面に十分な注意が必要です。

5.1 使用済み油の処理に卵パックを活用

揚げ物や炒め物で使った後の油の処理は、多くの家庭での悩みどころです。

油凝固剤を使うのも一つの手ですが、もっと手軽に処理したい時、紙製の卵パックが役立ちます。

使い方はとても簡単です。

まず、紙製の卵パックのくぼみに、丸めた新聞紙やキッチンペーパーを詰めます。次に、必ず十分に冷ました使用済みの油を、ゆっくりと注ぎ入れます。

紙製のパックと詰めた紙が油をしっかりと吸収してくれます。油が漏れないようにビニール袋などに入れ、口をしっかり縛ってから、お住まいの自治体のルールに従って燃えるゴミとして処分してください。

熱いままの油を注ぐのは、火災の原因となり大変危険ですので絶対におやめください。

また、この方法は油を吸収しやすい紙製の卵パック限定の活用法です。

プラスチック製のパックでは代用できませんのでご注意ください。

5.2 お弁当のおかずカップとして卵パックを再利用

彩り豊かなお弁当作りで活躍するおかずカップ。

その代用品として卵パックのくぼみを利用するアイデアがありますが、これには衛生面で細心の注意が必要です。

卵の殻やパックには、食中毒の原因となるサルモネラ菌が付着している可能性があります。

そのため、洗浄・乾燥させたパックであっても、直接食品を入れることは推奨されません。

もし利用する場合は、必ず以下の対策を徹底してください。

卵パックをおかずカップとして使う際の注意点
対策 具体的な方法 ポイント
衛生対策 パックのくぼみにアルミホイルやクッキングシート、ワックスペーパーなどを敷き、その上におかずを入れる。 食品がパックに直接触れないようにすることが最も重要です。
パックの選定 プラスチック製のパックを選び、使用前によく洗浄・消毒し、完全に乾燥させる。 紙製は水分を吸ってしまい不衛生になりやすいため、避けた方が賢明です。
入れるおかず 汁気の少ない、冷ましたおかずを入れる。 温かいものや汁気の多いものは、菌の繁殖リスクを高めます。

これらの対策を講じたとしても、リスクがゼロになるわけではありません。

特に免疫力の低い小さなお子様やご高齢者の方のお弁当には、市販の衛生的なおかずカップを使用することを強くお勧めします。

5.3 製氷皿代わりに卵パックを使うアイデア

「氷を一度にたくさん作りたい」「製氷皿が足りない」そんな時に、プラスチック製の卵パックが製氷皿の代わりになります。

ただし、この場合も衛生面への配慮が欠かせません。

まず、プラスチック製の卵パックを食器用洗剤で丁寧に洗い、よくすすいでから完全に乾燥させます。

こちらもサルモネラ菌のリスクを考慮し、作った氷を飲み物に入れるなど、直接口にする用途は避けるのが安全です。

クーラーボックスで飲み物や食材を冷やすための保冷用の氷として活用するのが良いでしょう。

また、この小分け機能を活かして、調理用の便利な冷凍ストックを作ることも可能です。

  • だし汁やコンソメスープの冷凍:少量ずつ凍らせておけば、お味噌汁やスープ、離乳食などに使いたい分だけ使えて便利です。
  • スムージーの素の冷凍:フルーツや野菜のピューレを凍らせておけば、忙しい朝でもミキサーにかけるだけで手軽にスムージーが作れます。
  • 離乳食の小分け冷凍:おかゆやペースト状にした野菜などを少量ずつ冷凍保存するのに役立ちます。

これらの食品を冷凍する場合も、食中毒のリスクを避けるため、パックに直接入れるのではなく、ラップをぴったりと敷いてから食材を流し込み、上からもラップをかけて冷凍するなど、衛生管理を徹底してください。

6. 暮らしを便利にする卵パックのその他のアイデア

収納やガーデニング以外にも、卵パックは日々の暮らしのちょっとした「困った」を解決してくれる万能アイテムです。

ここでは、覚えておくと役立つ便利な活用法を4つご紹介します。

捨てる前に、ぜひ試してみてください。

6.1 絵の具パレットとして卵パックを利用する

お子さんとのお絵かきや、趣味の水彩画を楽しむ際に、卵パックが即席のパレットに早変わりします。

凹凸のある形状が、絵の具を出すのにぴったりです。

くぼみが一つひとつ独立しているため、色が混ざってしまう心配がありません。

複数の色を少しずつ出しておけるので、創作活動に集中できます。

特に便利なのが後片付け。

使い終わったらそのまま捨てられるため、パレットを洗う手間が省けます。

紙製のパックは水性絵の具に、プラスチック製のパックはアクリル絵の具やポスターカラーになど、用途に応じて使い分けるのがおすすめです。

中央の突起部分は、絵の具を混ぜるためのスペースとしても活用できます。

手軽に準備できて、後片付けも簡単なため、お子さんのお絵かきのハードルをぐっと下げてくれるでしょう。

6.2 割れ物の緩衝材に卵パックを活用

卵を衝撃から守るために設計された卵パックは、その優れたクッション性を活かして、大切な割れ物を守る緩衝材として再利用できます。

引越しの際の食器やグラスの梱包、フリーマーケットアプリ(メルカリなど)で商品を発送するときの詰め物として最適です。

電球やクリスマス用のオーナメントといった、壊れやすく保管に困る小物を一つずつ入れておけば、安全に収納できます。

新聞紙や気泡緩衝材(プチプチ)が手元にない時でも、卵パックがあれば安心です。

環境にも優しく、コストもかからないエコな梱包材として、ぜひストックしておくことをお勧めします。

使用する際は、一度きれいに拭き、清潔な状態で使うように心がけましょう。

6.3 石鹸置きや水切りトレーに卵パックを再利用

洗面所やキッチンで溶けやすくなりがちな固形石鹸。

その悩みを、プラスチック製の卵パックが解決してくれます。

凹凸のある形状が石鹸を点で支えるため、接地面が少なくなり、抜群の水切れの良さを実現します。これにより、石鹸がぬめりにくく、溶けにくくなるため長持ちします。

キッチンのシンク周りで、濡れたスポンジを置くための水切りトレーとしても活躍します。

卵パックの底にキリや画鋲で数カ所穴を開けておくと、さらに水はけが良くなり衛生的です。汚れてきたら気軽に交換できるのも嬉しいポイントです。

卵パックの素材別おすすめ用途(水回り編)
素材 おすすめ用途 注意点
プラスチック製 石鹸置き、スポンジの水切りトレー 耐水性があり最適です。定期的に洗い、清潔に保ちましょう。
紙製 不向き 水に濡れるとふやけてしまい、カビや雑菌の原因になるため避けましょう。

6.4 靴下や下着の仕切りに卵パックの利用法

タンスや引き出しの中で、いつの間にか片方が見当たらなくなる靴下や、ごちゃごちゃになりがちな下着類。

卵パックを使えば、これらの小物収納の問題が驚くほど簡単に解決します。

6.4.1 引き出しの整理整頓に

卵パックを引き出しのサイズに合わせて並べるだけで、即席の仕切り収納が完成します。

くぼみ一つひとつに、丸めた靴下やくるぶしソックス、パンティーストッキング、子供用の下着などを収納すれば、どこに何があるか一目瞭然。

朝の忙しい時間でも、探す手間なくサッと取り出せます。

ネクタイやハンカチといったファッション小物の整理にも応用でき、引き出しの中を常にスッキリと保つことができます。

6.4.2 旅行時のパッキングにも

このアイデアは、旅行の準備にも役立ちます。

スーツケースの中で散らばりがちなアクセサリーや、数日分の常備薬などを卵パックに小分けにして収納すれば、コンパクトにまとまります。

特にピアスや指輪などの小さなアクセサリーは、片方だけなくしてしまう心配もありません。

現地での出し入れもスムーズになり、旅の快適さがアップします。

7. まとめ

この記事では、捨ててしまいがちな卵パックの意外な利用法を、収納からガーデニング、工作まで幅広く20選ご紹介しました。

凹凸のある特徴的な形は、小物整理や種まきに最適であるため、暮らしの様々な場面で役立ちます。

この記事で紹介したアイデアは、どれも手軽に試せるものばかりです。

今日から卵パックを捨てずに活用し、エコで便利な暮らしを始めてみませんか。

きっと、あなたの生活を豊かにするヒントが見つかるはずです。

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